織人の成り立ち
マミオン代表のモリマミコがパソコン教室の経営を通じ、シニア=人生の経験者、先輩がものすごい知識を持っていることを感じました。
普段、Creative! とか、新しいことを求められている市場に、もしかしたら、足元に、私達が歩んできた歴史に、ものすごく私達が忘れていることがあるのではないかと思ったのが始まり。
経験者は、自分の経験を話すしかない。しかし、経験の集合体が歴史であって、みんなが歴史の主役である。
そう思ったときに、織人の根幹ができました
歴史を織る人が生きてきた証
歴史は、織物のようなもの。
いままで、日本で、世界で生きてきた人が何千、何万、何億、何兆いたか、わからない。
その人たちが、一人一人が1本の糸として時代を作ってきた。
その人たちのつながりを無視して未来を作るのは、ちょっと違うのではないかと思う。
パソコン教室でであった「知識」が、関東大震災のこと、伊勢湾台風のこと、人の生きてきた歴史を教科書ではなくて人間の声として語り継ぐのがもしかしたら、私にできることかもしれない。
形になる瞬間の組み合わせ、ことば
その話をしたくて、たくさんの人にあってきた。
織人プロジェクトでいろいろな人に会い、いろいろな事を考えさせられました。
ひとつはことばの重要さ。
ことばがなければ何も生まれない。
人に伝えるのも、人を殺すのもすべてことばなのだ。そのことばを現代の人たちがうまく操れないのは、子どもに銃を持たせているようなものだ。
ことばのつかい方を、きちんと伝えたい。
言葉だけじゃなくて、学ぶことの楽しさを伝えたい。
学ぶことの楽しさを実感することのできるお手伝いをしたい。
そう思ったこと、それが
織人の成り立ちです。
その後、独立したので、織人はマミオンの一環になりました。マミオンとして、いずれ誰もが学べる、学ぶことが楽しい場所を老若男女に提供していきたいのです。